8時間前

モネロ先物の建玉、3億ドル超に拡大 価格変動リスク高まる

Monero futures are again heating with leverage, raising volatility risks

CoinDesk

モネロ(XMR)先物のレバレッジポジションが増加し、価格が突然急落・急騰するリスクが高まっている。SoSoValueのデータによると、先物の未決済ポジションのドル換算額を示す名目建玉は3億ドルを超えた。合計額は1月のピークである約3億2000万ドルに近づいている。建玉が3億ドルを超えたのは数回にとどまり、いずれも今年に入ってからだ。

モネロ建ての建玉も増加し、1週間前の40万XMRから、5週間ぶりの高水準となる51万5730XMRに達した。モネロの現物価格は建玉とともに上昇し、最近は600ドルを超え、1月以来の高値を付けた。モネロは取引のプライバシー保護を目的に設計されており、取引の追跡を困難にする。時価総額は109億ドルで、プライバシー重視の暗号資産として世界2位だ。

1月には同様に建玉が積み上がり、その後、取引所がロングポジションを強制決済するなかで価格は66%下落した。1月には価格上昇とともに建玉が過去最高を記録し、さらなる上昇への賭けが過度に集中していることを示していた。モネロの現物価格は1月14日に790ドル近辺でピークを付け、2月第1週までに300ドルを下回った。Coinglassのデータによると、この下落局面でロングポジションの清算額は数百万ドルに達した。

仮名の暗号資産アナリスト、ドクター・プロフィット(Doctor Profit)氏は、これに匹敵する建玉水準が前回確認されたのは2026年1月で、その後20日間で価格が66%急落したと述べた。同氏はXMRで非常に大規模な清算が起きると予測した。同氏はビットコインの2025年のピークを正しく見極め、今年7月には買い集めに転じていた。

先物を利用すれば、トレーダーは暗号資産を保有せずに価格を予想して取引できる。ドル建て建玉は市場ポジションの現在価値を測るもので、モネロと他の暗号資産を比較できる。清算額は通常ドルで測られるため、ドル建て建玉が大きいほど、強制売却の規模も大きくなる可能性がある。

先物取引のレバレッジを使うと、少額の証拠金でその額を大きく上回るポジションを保有できる。価格が有利な方向に動けば利益が拡大する一方、不利な動きは利用可能な証拠金を減らす。取引所は損失が差し入れられた担保を超える前にポジションを強制決済し、損失の未払いを防ぐ。価格上昇を見込むロングポジションは、価格が下落すると清算に直面する。ロングポジションの強制決済は売り圧力を強め、市場でロングが優勢な場合は特に影響が大きい。こうした状況では、小幅な価格下落が広範な清算と価格急落を引き起こす可能性がある。現在の建玉の積み上がりが1月の急落の再来につながるかどうかは、なお不透明だ。

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